新しい時代

お彼岸が過ぎて急に寒くなりましたね


連日実家に帰る用事があり
お彼岸なので生前父が大好きだったとある場所のおはぎを買って
実家に参ったのであります


父が亡くなって5年も経ったなんて思えない程早くて
なんだかんだ母と息子交えておはぎ食べながら話をしていたら
父の思い出話に花が咲き
改めて客観的に父の存在を省みる時間の中で
良き思い出も悪しき思い出も
まだまだリアルに思い出せる事が不思議で
まだ父は思い出せばすぐそこにやって来るような感覚があります


父は良い意味でも悪い意味でも
中々強烈なキャラクターの持ち主でありまして
それぞれの人の中に存在している父は
最終的に笑顔になってしまう思い出が多いみたいで
なんだかんだで愛されていたキャラクターなのだと思うのでした


母から語られる父の姿は
当たり前なのでしょうが
私から見た父とは違っていて
私が感じることの出来なかった愛を
実は多く持っていたようでありました




私の実家の家族は
とてもドライで繋がりや愛情表現が希薄で
それぞれがそれぞれに独立した者たちの集まり
という感じで


家族の愛というものが熱量を持つものだと知ったのは
姉が結婚して子供ができて
実家を行き来するようになり
どんどん家族が増えていってから
家族を作り上げていったようなところがあり


成人してしばらくしてから
初めて家族と言うものの繋がりや
あたたかさを学び合ったような所があります



なので
幼少期私は寂しい環境が当たり前だったので
その状況が寂しい環境だった事すら感じる事を封印して育ち
思春期以降に友人や付き合う人々の家族との関係を
知っていく上で
私の環境はちょっと異常だったのだと知るのでした




そんな思いを思い出しながら
色々話していると母がおもむろに


私は冷たい人間だから


みたいな事をボソリと言い出し


あら〜
自覚症状があるのだなぁ
と思いながら


本当の所は愛情がいっぱいで
根底には深い愛があるのに
それをどうやって表現して良いかわからなかっただけでしょう?


と私がフォローしたら


自分は幼少期
父親にも母親にもかなり厳しく育てられたと言う
過去にも聞いた事のあるヒストリーを話し出しまして



なんだかんだで
同じような事を家系を通して脈々と繰り返す生き物なのね
人間って


って思うのでありました


父も同様に
本当に欲しかった愛情を得ることが少なかった人生で
最後まで母の愛を求めていましたが
母はとてもちぐはぐな愛情表現しか出来ない人であり


思っている事を行動に移すって
この夫婦には
非常に難しい作業なのだなぁと思った覚えがあります



そこが
私はずっと嫌で
体裁だけでいつも説教されて
深いところの痛みを見て見ぬ振りされ続けるのが
非常に寂しく辛かったので


自分は思っている事と行動は一致して親子関係を構築しようと
子どもが生まれる前から決めていたので
私みたいな寡黙な子が生まれても
1番の理解者になるつもりでいたのに


びっくりする程喋り倒される息子が仕上がってきた時には
これは違う生き物のカテゴリーに属する子だと思いながら
そこまで自分の思いを正直に言わなくても良いくらいの息子に
逆に様々な事を教えてもらいました



そんな息子さんは
実は私以上に繊細でナーバスな魂さんだった事を
不登校になった時に初めて知り
今も尚色々面倒臭いあれこれはあるものの
色々な気持ちをわかちあえる親子には
なれたかなぁと思っております



そんな息子は
頑なな表現しかできない母にとって
とても癒しを与える存在になっているようで
息子を実家に預けてからというもの
母にとっても様々な変容のきっかけになっているようです


子どもと言うのは
本当に家系や家族の何かのわだかまりを解す
きっかけを与えてくれる存在だと思います


本人に自覚症状はなくても
その存在を通して


もうその痛みは手放そう



って
教えてくれる存在でありますね


今時の子供たちを
コンサルすればするほど思うのが
達観して悟っている素晴らしく崇高な魂さんが
続々といらしているわいなぁ〜


という事


新しい時代の新しい概念を教えてくれるのは
きっと続々と誕生している子供たちの言葉や立ち居振る舞いだと思います


もう過去の痛みは
きちんと味わい尽くしたら手放していきましょう


そう言えば
前回書いた記事
過去生の壮大な思いの感覚を
きっちり思い出す作業と
ガッツリ感情を解放する作業に向き合ったら
あっけなくあの止め処もなく溢れてくる想いがなくなりました

過去の痛みや思いや未消化の感情は
きっちり思い出してガッツリ泣いて解放してあげると
スッキリ手放せて新しいスペースと
新しい出来事がやってきますので

感じ切る

と言う手放し
是非やってみると良いかと思います

あっという間に今年も終わりそうですが
自分をゆっくり見てあげる時期を与えられている今を
大切に味わっていきましょう🎶


息子が好きなアーティストの曲
なんだかグッときますね

*Breath*

*愛とは呼吸* “愛を与え 受け取ること” どちらか一方が大きすぎたり 小さすぎたりしてしまうとバランスを失ってしまいます *Breath*では色のパワーを借りながらあなたの本質を見つめ楽しく美しくバランスよく生きていくためのエッセンスを提供いたします

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