現実の幻想
さて…
人ごとのようにニュースを見ていたものの
直接的では無いものの、
とても身近に感染者が出たとのニュースが
先程やって参りました
幻想のようだと思っていた事実が現実味を帯びてきた時
恐怖におののくのか?
パニックに陥るのか?
現実的な対処をきちんと学ぶのか?
その岐路に立たされます
今日は夕飯時に息子と話をしていて
ひょんな事から息子が小さい頃どんな子だったのか?
育児がどれだけ困難極まるものだったのか。
そこから母は何を学んだのかを色々な思い出話を蘇らせて
爆笑を交えお話をしておりました
で
久々に息子が脳炎になった時の事を話す流れになり
3歳になる頃だったので息子は全く覚えていないそうなのですが
順序立てて話をしていると
あの頃生きた心地がしなかった数週間が蘇ってきました
私はその頃
以前働いていた会社でデザインの仕事を
在宅で請負っており
育児の合間を縫って家で仕事をしておりました
納期に間に合わせる為に
昼夜構わず時間を見つけてノルマをこなしていたのですが
まぁ子供は自分に気が向いてないと
ずっと付き纏うので仕事になりませんでした
で
一時保育に預けたのですが
そこでずっと大泣きしている数時間を過ごしているようで
中々そこに定期的に預ける事もままならず
ほとほと困っていた時
息子が脳炎になったのでした
数日間熱があって病院に行って
数日たった後の事でした
ある朝起きたら目の焦点が合わず
一人で起きる事も出来ず泣いている息子を見て
青ざめると言うより震えが止まらない
その時よりによって家には誰もいない
急いで大学病院に行ってそのまま入院となります
髄液検査をしなきゃなので
とお医者さんに言われ
お母さんは外で待ってて下さいと言われてたのですが
病室から絶叫する息子の声が聞こえてきます
(この話をしたら息子は大爆笑してましたが)
その後点滴されたまま何も変わらず1週間
その時
入院中私が一緒にいられない時は
ずっと声が枯れるまでママママママと言って泣いていたようで
面会に行くとガラガラの声で
エレベーター降りた途端
ママーママー
と息子の声が小児病棟中に響き渡っておりまして
急いで病室に行って夜寝付くまで一緒に居たのを思い出します
その後MRIを撮って
炎症の症状が脳のあちこちに点在していて
なんか難しい名前の病名を告げられました
この先治る見込みは保証出来ませんしどうなるかわかりません
と言われました
そして脳炎に効く薬が投与された後
1週間もしないうちに元に戻りました
その間私がした事は
病状や薬や病院やその後どうなるのかの情報を
調べたり聞いたりするのでは無く
スピリチュアルな情報だけを
狂ったように漁りまくりました
その時出逢ったのがオーラソーマです
今ならわかるのですけどね
何故こう言う事が起きたのか…
でもその時は何が起きたのか?
どうすれば良いのか?
なす術もなく
祈る事しかできない毎日でした
しかしそれはほんの序章で
その後も全て失うような辛い事が
さらに続くわけでありますが
そう言う崩壊が訪れなかったら
私はスピリチュアルな道の扉を叩く事は無かったように思います
目の前に絶望や困難や
私の力ではもう何も出来ない現実がやってきた時
人は人智を超えた領域の存在や
今ある現実がどれほど豊かで幸せに満ちたものであったのかを
悟るのであります
失うと言うことで知る事は本当に大きい
目の前の困難があなたを大きく成長させるきっかけなりうるという事
そして現実を切り開く鍵は
自分の内側にあると言う事に気がつくようになります
これを体験していない人に言っても絵空事です
事が起きた時
それを体験してわかった時見えてくる世界があるのですが
その時学んだ事は私の中では一生消えることのない
大きな大きな学びと転換の時でありました
そう言う危機が全世界で起きていると言う事は…
皆が自分の本当の力に目覚め覚醒する事を促されているのだと思います
恐怖に打ち勝つには
まず自分の中にある恐れの根源を突き止めなくてはいけません
困難が大きければ大きいほど
内側には大きな大きな気づきと豊かさが待っています
もし
これからあなたの目の前にその困難がやってきた時
必ずそこに大いなる意志が存在している事を忘れないでください
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